Pythonのループ処理とは?for文とwhile文の解説

Pythonのループ処理に使われるfor文とwhile文の解説です。ループ処理とは何かの解説とこれらの構文の使い方や違を初心者向けに説明していきます。

ループ処理とは?

ループ処理は繰り返し処理ともいわれます。名前の通り同じプログラムを繰り返す処理のことをいいます。

ループ処理に使われるのがfor文とwhile文です。これらは同じループ処理に使われる構文ですか、使い方が異なります。

for文とは?

for文は決まった回数の繰り返し処理に使われます

リストに格納されたデータを順番に取り出したり、range関数で決まった回数だけ繰り返し処理をします。

for文は以下のように使います。for文の文末にコロン(:)を書くこと{繰り返すコード}はインデントすることを忘れないようにしましょう。

for文とリスト

上の例では、a,b,cの3つの文字が格納されたリストから一つずつ取り出してprint関数で表示しています。

for文とrange関数

range関数は上のように3を渡すと0から2までの3個の数値を返します。その一つ一つの数字をnum変数に代入して、print関数で表示しています。

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while文とは?

while文は与えられた条件式が真(True)である限り繰り返し処理を続け、偽(False)になった時点で終了します

for文のように回数を指定することもできますが、そのときも条件式の形で与える必要があります。

また、与えられた条件式が常に真(True)の場合、つまり偽(False)にならない場合はその繰り返し処理は永遠続くことになるので注意してください

while文は以下のように使います。

{条件文}が真(True)である限り{繰り返すコード}の部分が処理され続けます。

以下の例では、while文を使って「Hello」を3回表示させています。変数iに1を代入しておいて、while文内で一回のループにつきiに1を足しています。

「i += 1」の部分がそれに対応します。これをインクリメントと言います。while文ではよく使う手法なので覚えておきましょう。

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まとめ

今回はループ処理のfor文とwhile文を見ていきました。実際のプログラムではループ処理が入れ子になったりと複雑になりますが、基本的な書き方は変わりません。

プログラムによってfor文とwhile文でどちらがより適切かを判断していきましょう。

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