【Python】文字列のメソッド➃大文字・小文字の切り替え・判定に使える7つ

Pythonの文字列で英語を扱うときに大文字と小文字の区別をするためのメソッドがあります。

これから紹介するメソッドを使うと大文字と小文字を切り替えたり、すべて大文字かどうかを判定したりできます。

大文字にする(upper)

文字列をすべて大文字にするには「upperメソッド」を使います。

  • 整数(int型)はエラーになる
  • 数字(文字列)なら変化なし
  • 全角と半角は関係ない

小文字にする(lower)

文字列をすべて小文字にするには「lowerメソッド」を使います。

  • 整数(int型)はエラーになる
  • 数字(文字列)なら変化なし
  • 全角と半角は関係ない

単語の先頭を大文字(title)

単語の先頭を大文字にするには「titleメソッド」を使います。

このメソッドは「単語の頭文字」を大文字にするので、文に対して使うと2つ目のようになってしまいます。

文の先頭を大文字(capitalize)

文の先頭を大文字にするときは「capitalizeメソッド」を使います。

文字列の先頭だけが大文字になるので上の「titleメソッド」とは区別が必要ですね。

大文字と小文字を入れ替え(swapcase)

大文字と小文字を入れ替えるときに使うのが「swapcaseメソッド」です。

大文字かを判定(isupper)

文字列に含まれる文字がすべて大文字かどうかを判定するときに使うのが「isupperメソッド」です。bool値(TureかFalse)を返します。

小文字かを判定(islower)

文字列に含まれる文字がすべて小文字かどうかを判定するときに使うのが「islowerメソッド」です。bool値(TureかFalse)を返します。

まとめ

文字列の大文字と小文字を操作するメソッドを紹介しました。種類がたくさんありますが、その部分が大文字や小文字に変わるのかを覚えておく必要がありますね。

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